今年6月末現在、韓国の家計債務は1257兆ウォン
(約113兆円)と、1年間で約120兆ウォン以上増えた。
韓国経済は、柱と頼む輸出が減速して景気が悪化。
多くの大手企業グループ、財閥が赤字経営に陥り
借金の利息も払えないゾンビ企業が続出。
中小企業は資金基盤を備えていないため倒産の嵐。
通常なら、家計は支出を絞り、いざという時に備えて
お金を貯蓄に回すはずだが、韓国では借金増へ。
過去の経験から、不動産は値上がりするものだとの
考え方が浸透している韓国では、老後生活に備えて
不動産を所有するのが一般化している。
韓国の住宅ローンでは、元金の返済はせず、利息を
払うだけの住宅ローンが一般的だ。
購入した価格で何時でも売れるから心配ないということ。
また、住宅会社が金融機関と交渉をして購入者向けの
ローンを予め用意しており、購入者の資産の審査もない。
政府は、景気回復に備えて容易に住宅が買える住宅
ローン制度にして不動産業界にテコ入れを行った。
その結果、韓国の家計負債の3/4を住宅ローンが
占めることとなり、家計負債は急膨張した。
だが、韓国政府は家計負債の膨張を深刻には受け
止めておらず、不動産資産の裏付けがあるから問題は
ないとの呑気な考え方のようだ。
しかし、米国に利上げで金利が上昇し、経済が一段と
冷え込み、雇用も所得も悪化することは避けられない。
韓国は取り返しのつかない時限爆弾を抱え込んだ。
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