平成28年9月15日現在の65歳以上の高齢者人口は
3461万人で、総人口に占める割合は27・3%だった。
昨年の3388万人、26・7%から、73万人、0・6ポイント増と
大きく増加し、人口、割合共に過去最高となった。
年齢階級別では、70歳以上人口は2437万人、総人口の
19・2%で、前年比19万人、0・2ポイント増、75歳以上の
人口は1697万人、13・4%で59万人、0・5ポイント増。
また、80歳以上人口は1045万人、8・2%で、前年比で、
43万人、0・3ポイント増となっている。
高齢者人口を男女別にみると、男性は1499万人、
男性人口の24・3%を占め、女性は1962万人で女性
人口の30・1%と女性が男性より463万人多くなっており、
女性の割合が初めて30%を超えた。
女性100人に対する男性の数を表す人口性比では、
0~14歳では105・0、15~64歳では102・1と男性の方が
多いのに対して、65歳以上では76・4と女性が多くなり、
70歳以上になると70・1、75歳以上で63・7、80歳以上に
なると54・8と3人に2人が女性が占めることになる。
高齢者の総人口に占める割合の推移をみると、戦後
間もない1950年(昭和25年)では4・9%に過ぎなかった。
以降一貫して上昇が続いており、1985年に10%を超え、
2005年に20%を超えて、2016年には27・3%となった。
主要国の中では日本の高齢者割合は最高に。
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