韓国はキムチが世界遺産に登録をしているほど
民族にとって重要性を備えた文化だ。
韓国には、政府系の「世界キムチ研究所」という
機関まで存在する。
韓国保健福祉省が毎年調査を実施している国民
健康統計の公表資料で、韓国人1日1人当たりの
キムチ消費量が、2009年は79.5gだったが、2014年
には62.5gと5年間で21%も減少したとする。
この間に白米の消費量も、182.3gから151.7gへと
17%減少している。
キムチの減少より、米飯の5年間で17%減少の方が
国の農業政策にとって深刻さを備えた問題だろう。
コメ離れは日本より急速に進んでいるようだ。
大腸菌問題で中国との間で始まったキムチ戦争
では、中国からの圧倒的な流入量に圧倒されて
完敗で、キムチの貿易赤字は年間100億円超に。
輸出量は2010年に2万9672tだったが、2015年は
2万3112tと22%も減少している。
一方、輸入はこの間に、19万2936tから22万4124t
へと16%も増加した。
2000年当時は、輸入量が473tだったが、低価格を
武器に外食産業などを中心に中国産が圧倒。
意外なのは、2015年度の日本の野菜漬物の生産
量では、キムチ生産がトップで19万2177tと2位の
浅漬の13万4078tを圧倒していることだ。
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