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2016年9月17日土曜日

ガン5年生存率62.1% 低い膵臓がん

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ゲットウ



国立がん研究センターは8月22日、平成18~20年に

ガンと診断された約64万4千人が、5年後に生存して

いる割合を示す「5年生存率」は62・1%だったと発表。

全体の生存率は3年前の前回調査より3・5ポイント

向上し、早期診断が奏功していることが明らかに。

患者が多い主要なガンの種別では、大腸が71・1%、

胃が64・6%,肝臓が32・6%,肺が31・9%だったが、

逆に生存率が最も低いのは膵臓ガンの7%台,次いで

胆嚢・胆管ガンの20%台前半だった。

男女別の生存率は,男性が59・1%,女性が66・0%。

男女の部位別では、男性では前立腺が97・5%と

最も生存率が高く、皮膚、甲状腺、ぼうこうと続く。

女性では甲状腺が94・9%,皮膚,乳房,子宮体部の順。

国立がん研究センターは8月末、日本人の受動喫煙に

よる肺ガンの発症リスクについても発表した。

研究結果では,受動喫煙がある人は,ない人に比べて

肺ガンになるリスクが約1・3倍に上ることが明らかに。

また,国内の喫煙者の肺ガンリスクは非喫煙者と比べ

男性4・4倍,女性2・8倍に高まる。

厚生労働省は受動喫煙と肺ガンの因果関係を盛り

込んだ「たばこ白書」の改訂案をまとめ、受動喫煙が

備える肺ガンリスク評価を「ほぼ確実」から「確実」に

修正した。

肺ガン予防法は「他人のたばこの煙を避ける」とした。

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