政府の地震調査委員会は,都内で開いた会合で
9月6日に震度7の揺れを観測した、北海道胆振
東部地震について検討会を開いた。
その結果、GPSの観測データなどから地震調査
委員会は、南北方向に長さ15㎞程度の断層が
1・2mずれ動いて起きたとする推定をまとめた。
発生のメカニズムは、断層を境に岩盤が縦方向に
ずれ動く、「逆断層」のタイプだった。
今回の地震の震源の西には、「石狩低地東縁
断層帯」が存在するが、地震調査委員会はこの
断層帯が動いた地震ではないとする見解を
まとめているが、今回の地震がこの断層帯に
及ぼす影響の有無については今後検討する。
また、東北大の遠田晋次教授は、今回の地震が
周辺の活断層に与えた影響を、地震の揺れの
データなどから解析。
その結果、震源地の存在する厚真町の北に
隣接する安平町まで伸びてきている全長66㎞の
「石狩低地東縁断層帯・主部」のうち、断層の
南側の深さ15㎞付近の一部に新たなひずみが
加わった可能性があるとし、影響は無視でき
ないため、今後の地震活動に注意が必要と指摘。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿