地震発生時に、全道への電力供給を担っていた
苫東厚真発電所が備える3発電設備の故障で、
安定した品質の電力が供給できなくなり、
全道に停電が及ぶブラックアウトが発生した。
企業や家庭等で使用される電気は、一定の
周波数(東電より以北では50ヘルツ)を維持する
必要があるため、常に需要量を満たす供給を
維持する必要がある。
もし、供給量が下回ると周波数が乱れ、電気の
品質が落ちて、企業の精密装置などで異常が
発生するため、需要量に満たない場合には
供給を停止するブラックアウトが発生する。
北海道と本州の間には、非常時に備えて津軽
海峡の海底を通る「北本連系線」と呼ばれる
送電線があり、最大で60万Kwまで本州から
電力の供給を受けることが可能になっている。
しかし、北本連系線を使って電力の供給を
受けるためには、北電側では外部からの電源を
使って電圧を調整する必要があるため、道内
からの一定程度の電力が供給できるまで復旧が
進まなければ本州からの電力の供給を受ける
ことができない仕組みになっている。
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