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2018年9月6日木曜日

熱波襲来の欧州では悲喜こもごも

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
杜の若鹿



今夏の異常な高温現象は、米フロリダでは

赤潮の大量発生でマナティーなどが多数死亡

するなど深刻な被害が出ているほか、欧州

各国でも熱波襲来による被害が出ている。

世界気象機関(WMO)によると、欧州で続いた

高温は、地球温暖化に伴う気候変動の影響で

大規模な高気圧が停滞する「ブロッキング

高気圧」と呼ばれる現象が原因だという。

メディアは、今回の熱波による死者は欧州で

少なくとも3万人以上となるという。

また、2003年夏の熱波では、欧州全域で

5万2千人以上が死亡したとされている。

一方、北欧では今夏の気温が例年の平均を

6~10度も上回り、水力発電所の貯水量が

激減したため、電力価格が記録的に上昇。

ダム式の水力発電に次ぐ電力供給源として

原発に依存するスウェーデンとフィンランド

では,圧水型原子炉(PWR)と沸騰水型原子炉

(BWR)は共に冷却のために冷たい海水を利用

しているが、海水温が23度を上回ったため

安全性に備えて一部の原発の稼働を停止したり

出力を低下させざるを得なくなった。

畜産農家では、飼料になる穀物の生育に被害が

出たため、餌不足に備えて牛を処分する事態に。

一方で、ワイン用ブドウ生産者は、高温で

ブドウが豊作だと満悦だという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし  

 健康と安心のメタボへの備えは?










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