今夏の異常な高温現象は、米フロリダでは
赤潮の大量発生でマナティーなどが多数死亡
するなど深刻な被害が出ているほか、欧州
各国でも熱波襲来による被害が出ている。
世界気象機関(WMO)によると、欧州で続いた
高温は、地球温暖化に伴う気候変動の影響で
大規模な高気圧が停滞する「ブロッキング
高気圧」と呼ばれる現象が原因だという。
メディアは、今回の熱波による死者は欧州で
少なくとも3万人以上となるという。
また、2003年夏の熱波では、欧州全域で
5万2千人以上が死亡したとされている。
一方、北欧では今夏の気温が例年の平均を
6~10度も上回り、水力発電所の貯水量が
激減したため、電力価格が記録的に上昇。
ダム式の水力発電に次ぐ電力供給源として
原発に依存するスウェーデンとフィンランド
では,圧水型原子炉(PWR)と沸騰水型原子炉
(BWR)は共に冷却のために冷たい海水を利用
しているが、海水温が23度を上回ったため
安全性に備えて一部の原発の稼働を停止したり
出力を低下させざるを得なくなった。
畜産農家では、飼料になる穀物の生育に被害が
出たため、餌不足に備えて牛を処分する事態に。
一方で、ワイン用ブドウ生産者は、高温で
ブドウが豊作だと満悦だという。
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