8月に公表された米国の疾病管理予防センターの
資料によれば、2017年に米国内で7万人以上が
薬物摂取が原因で死亡した。
そのうち68%がヘロインよりも30倍以上強力な
効能を備えた麻薬性・合成鎮痛剤であるオピ
オイドによるものとされる。
麻酔や鎮痛剤として使われる合成オピオイドは
一般的に、フェンタニルと呼ばれる成分から
合成され、ヘロインの50倍、モルヒネの100倍の
鎮静作用を備えている。
米国内に蔓延するフェンタニルの大半が、最近は
普通国際郵便に潜ませて中国から送られていると
され、米当局は摘発に力を入れるが追い付かない。
ヘロインなどよりも、遥かに微量で同等の
効能を備えているため、封入されたフェンタ
ニルを摘発は至難とされ、米国当局者は米国に
向けられた「アヘン戦争」だと表現している。
2017年には、2万人以上のアメリカ人がフェン
タニルにより命を奪われたとされるが、米国
内では、処方箋があれば鎮痛剤として合法的に
手に入り、パッチや点滴で投与される。
また、市中では錠剤やオキシコドンなど他の
オピオイド系鎮痛剤として流通している。
フェンタニルは、他のオピオイド系鎮痛剤より
遥かに強力であるため、麻薬密売人は少量の
フェンタニルを混ぜるだけで、強力な薬物と
販売し、市中に蔓延させている。
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