9月6日午前3時8分頃、北海道胆振地方中東部で
M6・7の地震が発生した。
震源の深さは37㎞、安平町で震度6強が観測
された。
大規模な山崩れが各所で発生したが、データーの
入っていなかった隣町の厚真町のデーターを
調べたところ震度7の揺れであったことが判明
したと午後3時半に発表された。
厚真町では、長さおよそ2㎞にわたって山崩れが
発生しており、沿道の民家を埋める被害が出た
ほか、安平町にかけての山地一帯では、各所で
尾根から下に崩れ落ちる山崩れ跡が確認される。
9月7日正午現在、死亡及び安否が確認できて
いない人が40人に上っている。
特に、山崩れの激しかった厚真町での犠牲者が
突出している。
また、この地震で震度5強の揺れを感じた
苫小牧市にある「苫東厚真発電所」の3基の火力
発電設備が緊急停止し、5時過ぎの再稼働時に
2基のボイラーの配管から蒸気漏れてが発見
され、発電停止となり全道が停電するブラック
アウトに見舞われ、航空便を始めとする全ての
交通手段やインフラが止まる異常事態となった。
翌7日には、送電が80%程度回復した。
この地震で揺れの激しかった震度6強の安平町、
震度7の厚真町の西側には石狩低地東縁断層帯が
存在し、この断層帯に関連する断層が震源断層と
なった地震と推定される。
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