気象庁が8月28日9時、南鳥島近海で台風21号
(チェービー:韓国名 燕)の発生を発表後、
西北西に進路を取りながら急速に発達し、9月
1日朝には915hPaの勢力を備えるまでに発達。
その後、進路を北東に変えて4日10時に中心
気圧945hPa、瞬間最大風速60m/sの勢力を
保って室戸岬南約60Kmに接近した。
12時に室戸岬から徳島県阿南市に上陸して後、
大阪湾沿いに北上、14時頃に神戸市に再上陸後、
兵庫県内を横断して15時には日本海に抜けた。
強風を伴った21号により、近畿各地に大きな
風邪による被害が発生した。
記録された最大瞬間風速は、大阪・関西国際
空港:58・1m/s、和歌山市:57・4m/s、
彦根市:46・2m/sなど、全国の観測点927
ヶ所のうち99ヶ所で瞬間風速の記録を更新した。
強風に加えて、台風の通過コースが大阪湾の
西寄りであったため、大阪湾の潮位が上昇。
加えて、17時10分が大阪港の満潮時間であった
こともあり過去の記録を30cmほども上回る
329cmの高潮が大阪湾沿岸を襲った。
幸い、水門や防潮堤の高潮の備えた構えが
効果を発揮し、越水などによる被害はなかった。
だが、防潮堤の高さが2・9~5・0mとされる
関西国際空港では、防潮堤の低い1期目工事の
東側が大きく冠水し、地下の電気設備などが
浸水しただけでなく、連絡橋に小型タンカーが
衝突して道路及び鉄道線路が破損して、利用客
など8000人が停電の中、孤立状態に置かれた。
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