また、9月7日にマーシャル諸島で発生した
台風22号(マンクット)は、14日には中心気圧
905hPa、瞬間最大風速80mの勢力を備えた
スーパー台風に成長して、15日フィリピンの
東部ルソン島に上陸した。
フィリピンでは、報道機関が死者が少なくとも
59人以上、倒壊した家屋が14,000棟以上と
報じている。
2013年11月にフィリピンの中部のレイテ島と
サマール島を直撃した台風30号(ハイエン)は、
衛星観測では最大瞬間風速が105mに達しており、
衰えることなく6m超の高潮を伴って上陸。
このため、沿岸部で高潮による死者6200人以上、
行方不明者1700人以上という大惨事となった。
気象庁によると、今年発生した台風は9月20日
現在で24個で、8月は統計の残る1951年以降では
最多だった60年と66年(10個)に次ぐ9個だった。
WMOのターラス事務局長は熱帯低気圧の巨大
化について、北極などの海氷の減少に伴い
海水面が上昇した結果、大量の湿った空気が
大気中に蓄えられていることが影響していると
指摘している。
また、「総合的にみれば地球温暖化と関連して
いるのは明らかだ」と強調し、今後は最大級の
台風やハリケーンの襲来が増えると予測。
研究者は、地球の温暖化に伴い、気候変動は
予測を超えて加速度的に進行するという。
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