2011年の東日本太平洋沖地震で亡くなった人の
9割以上は津波による犠牲者だった。
海岸部の津波に備えた堤防を頑丈にし、高く
するのも必要な防御対策だが、現状では防ぎ
切れないのが河川を猛スピードで遡上してくる
河川津波の恐ろしさだ。
東北大震災の際は、北上川に通常流量の600倍
にもなる途方もない量の海水が押し寄せ、
川を最大で自動車並みの時速40Kmで遡上した。
また、第一波の津波の到達地点では、河口から
49Kmの宮城県大泉で11㎝、また37Km地点の
登米市では43cmと危険高さに達していた。
880万人暮らす大阪府では、都市部に174の
河川が流れており、大きな衝撃を受けている。
大阪府は、川の堤防や水門などが機能しなく
なることを前提に最悪の事態を想定し、河川
津波の影響も考慮して独自に想定を見直した
結果、浸水地域の面積は3倍以上に拡大。
大阪府の想定では、避難が遅れるなど最悪の
場合、犠牲者の人数は国の想定の10倍以上、
最大13万人になると危機感を募らせている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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