今夏の猛暑は、日本だけでなく世界各国でも
自然環境に大きな問題を引き起こした。
豊かな自然環境を備えた地域とされる米国の
フロリダ州では、例年、赤潮の原因となって
いる内陸の湖の水質が気温の上昇により悪化し、
更に、南西部の沿岸でも藻の一種の有毒な植物
プランクトンが異常に増殖して大規模な赤潮が
発生して、マナティーやウミガメなど多数の
海洋生物の死骸が海岸などに打ち上げられた。
内陸湖の汚染された水質改善に備えた対策も
進まず、更に、沿岸部の160㎞にも及ぶ範囲で
赤潮による被害が拡大しているとされる。
一方、北欧での猛暑は内陸の山火事だけでは
なく、例年は海水浴客で賑わうバルト海に
面したポーランドでは、海水温の上昇で大量の
微生物の「シアノバクテリア」が発生。
このため、保健当局は健康への被害防止に
備えて50ヶ所余りのビーチを閉鎖。
このバクテリアに触れると発疹が、また身体に
入れば消化器官に異常を引き起こすという。
バルト海の海がバクテリアの赤い色に染まり
海水浴客には海にも入れない夏となった。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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