国際エネルギー機関(IEA)は、温室効果ガスの
大半を占める二酸化炭素の2018年1年間の
排出量が、世界全体で331億トン余りと過去
最多になったと発表。
発表では、世界全体で去年1年間の二酸化
炭素の排出量は331億4300万トンと過去最も
多くなり、増加率も前年比1・7%と、2013年
以来の高さになったとしている。
理由について報告書では、世界最大の排出国の
中国と2位のアメリカで経済成長が続いて
いることに加えて、2018年は世界各地で熱波や
寒波などが相次いだ影響で冷暖房の需要が増え、
石油や天然ガスの消費量が大幅に増えたため。
一方、排出差削減に備えた努力の続く日本や
ドイツ、それにフランスなどでは二酸化炭素の
排出量が減ったとしている。
IEAは、「太陽光発電や風力発電などの再生
可能エネルギーの利用が進む一方で、二酸化
炭素の排出量が増えているということは、
さらなる取り組みが求められているという
ことだ」と述べて、各国に二酸化炭素排出削減に
備えた対策の強化を呼びかけている。
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