春先などの寒暖差の激しさは、高血圧症の
症状がある人には注意が欠かせない時節だ。
突然死につながりやすいのが、心筋梗塞や
脳卒中、大動脈疾患。
心筋梗塞は、心臓の要となる血管の冠動脈が
詰まって血流が滞り、心筋が壊死する症状。
脳卒中は、脳の血管が詰まる脳梗塞、脳の
血管が破れる脳出血、脳の動脈にあるコブが
破れるくも膜下出血の総称。
大動脈疾患には、心臓から全身に血液を送り
出す太い血管の大動脈に生じたコブが破れる
大動脈瘤破裂や大動脈の血管壁が破れて血液が
流れ込む大動脈解離などがある。
突然襲ってくる、これらの怖い病気に関わる
のが、高血圧の人に起こり易い気温の“寒暖
差による血圧変動”。
高血圧により、動脈硬化が進行していると、
心臓の動きに連動して血圧が乱高下し易くなる。
血圧の測定で、上の血圧(収縮期血圧)が135
/85(単位mmHg)以上が高血圧と判定されるが、
下の血圧(拡張期血圧)の値との差が大きいと
危険性が高まると専門家は指摘している。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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