ページ

2019年4月19日金曜日

「ゾフルーザ」 患者の7割から耐性ウイルス

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
佐保川堤



2019年3月中旬までに、およそ1155万がイン

フルエンザに感染し、患者数は過去20年間で

最多となった。

厚生労働省の飼料では、2019年3月上旬までの

約5ヶ月間に全国の医療機関に供給された

ゾフルーザはおよそ562万人分で、タミフルの

約466万人分の1・2倍に達した。

国立感染症研究所がゾフルーザを投与した

A香港型インフルエンザ患者30人のうち22人

からゾフルーザの耐性ウイルスが検出された。

ゾフルーザが投与されたA型インフル「H1N1

型」の患者では15人のうち2人から検出され、

割合は13%で、A香港型インフル患者の73%

とは大きな差が出た。

耐性ウイルスを詳しく分析した結果では、

増殖能力は低下しておらず、耐性のないウイ

ルスと比べて増える能力はほぼ変わらなかった。

また、ゾフルーザを服用していない83人の

患者のウイルスを解析したところ、3人から

耐性ウイルスを検出、国立感染症研究所は、

耐性ウイルスがヒトからヒトに感染した

可能性があるとしている。

一方、ゾフルーザは、細胞の中でウイルスが

増えることを妨げる働きを備えているため、

感染しても早い段階で服用すればウイルスは

あまり増えない。

しかし、ウイルスが増殖する時はウイルスが

変化しやすいタイミングでもあるために、

薬に耐性をもつウイルスを生み出しやすいと

考えられるとしている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: