地球から最も遠い惑星の海王星の彼方、約
50億Km離れた場所はカイパーベルトと呼ば
れていて、惑星を創った微小天体が多く存在
しており、最近、直径が約2・6Kmの大きさを
備えた微小天体が発見された。
また、火星と木星の間には、数百万個とも
言われる小惑星が存在する。
このうち、確認されているのは僅か1万個ほど。
これら惑星になれなかった小惑星は、それ
ぞれが独自の軌道を備えて太陽を周回し、
時には衝突し、軌道を外れて地球にも接近する。
2013年、ロシア西南部チェリャビンスクに
約17mの大きさを備えた小惑星が落下し爆発。
爆発の衝撃波で東京都の面積の7倍の範囲で
4000棟以上の建物が破壊され、約1500人が負傷。
専門家は、地球の歴史では過去に幾度となく
小惑星の衝突が発生しており、6600万年前の
衝突では、恐竜の絶滅を引起した、最近でも
小惑星が地球の近い位置を通過しているという。
2017年には、最大径が650mの小惑星「2014
JO25」の180万Kmまで近づき話題となった。
今年3月16日には、直径8mの大きさを備えた
小惑星が、地球と月の半分ほどの距離の位置を
かすめて通り過ぎている。
地球に接近する小惑星が増加傾向にあるため
注意が必要だと専門家は警告を出している。
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