2018年8月に、経済協力開発機構(OECD)が
まとめた報告書では、世界で発生するプラス
チックごみの量は、年間3億トンを超え,環境
中に流出して観光や漁業にもたらしている
悪影響などの損害が年間約130億ドル(約1兆
4千億円)に達しているという。
2018年1月に、中国は国内の環境悪化防止に
備えて、外国からのプラスチックごみの輸入を
禁止たことで、行き先を失ったプラゴミの
処理が排出国にとって大問題となった。
こうしたゴミの一部は、東南アジア諸国へ
向かったが、有効な処理機能を備えていない
国では、たちまちプラゴミが溢れかえった。
マレーシアでは、2018年1~7月に、米国や
英国から45万6000トンのプラゴミが輸入され
たが、これはマレーシアが2016年と17年の
2年間に輸入した合計量に相当する量だった。
このため、マレーシア国内の処理能力を遥かに
超えて、処理に必用な資格や能力を備えて
いない企業での未秩序な処理が行われて環境
破壊などの悪影響が急速に広がった。
こうしたことから、マレーシアを始めタイ、
ベトナム、フィリピンなども外国ごみの輸入を
制限または禁止する政策を続々と打ち出した。
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