山菜の見分け方の正しい知識を備えぬまま
素人判断で口にして中毒する人が少なくない。
秋のキノコ以上に、手軽に身近で採集できる
山菜には、十分な注意が必要だ。
ヤマイモに似たグロリオサの球根は、植物
全体、特に球根にアルカロイドのコルヒチンを
含有しており、誤食すると嘔吐、下痢、呼吸
麻痺などの中毒症状が起きる。
北海道や東北では、葉をゆでて、水に晒し、
山菜として利用するニリンソウは、強い毒性を
備えているトリカブトに似ており、植物全体、
特にその芽、葉にアコニチンなどのアルカ
ロイドを含有しており、誤食すると、嘔吐、
下痢、手足や指の麻痺の中毒症状を起こし、
重症の場合には、死亡することもある。
都市部でも日常的に利用する野菜類にも危険
性が潜んでいるから注意が必要だ。
表皮が、緑色になっているジャガイモの芽や
皮にはソラニンやチャコニンという毒素が
含まれているため、緑色の部分は厚めに
剥いて取り去ることが必要。
また、ゴーヤはオレンジ色、ズッキーニは
黄色になると危険で、加熱したりしても
毒素は抜けないので注意する必要がある。
ほうれん草は尿路結石の原因にもなり得る
シュウ酸を多く含むほか、セロリもアレル
ギーを引き起こすことがあるので、いずれも
過剰摂取をしない注意が必要。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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