ページ

2019年5月23日木曜日

老化した細胞が蓄積されると病気の原因に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
枝垂れ桜



老化した細胞は、細胞の分裂周期を抑制する

働きを備えているので、他の老化細胞が

がんに変わる前の状態にとどめておく重要な

働きをしている。

しかし、老化した細胞がストレスなどで溜ま

り過ぎると、異常に蓄積した老化細胞は、

さまざまなタンパク質を分泌するようになる。

この炎症性物質を分泌する現象は、SASP

(サスプ)とよばれる。

SASP因子が引き起こす炎症反応により、

がんなどの加齢に伴う病気が引起される。

老化細胞は、がん細胞を活性化させる炎症性

タンパク質やエクソソームという膜小胞を

分泌し、加齢に伴う病気の原因となる。

即ち、正常な細胞に過度なストレスが加ると

細胞が老化して体内に蓄積され、更にスト

レスによる遺伝子損傷が大きくなり、傷

ついたDNAを取り除く仕組みが破綻した

結果、SASPが起こり周囲に炎症を引起す。

身体が備えている正常な細胞が、老化する

仕組みは、人間にとって必要なことだ。

重要なのは、遺伝子を傷つけるようなスト

レスによって老化した細胞が、いかに体の

中にたまるのを少なくすることだ。

そのためには、細胞レベルでは常にストレスに

さらされないようにすることであり、食生活や

生活習慣の見直しの心掛けは大切だと指摘。

体内蓄積の老化細胞が関わるSASP因子が

引起こす炎症反応による病気には、

 * がん

 * 動脈硬化

 * アルツハイマー病

 * 骨粗しょう症

 * 肺線維症

  (肺の組織が線維化して機能しなくなる)

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: