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2019年5月22日水曜日

正常細胞ががん細胞に変化するのは何故

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
関 山



正常な細胞が、がん細胞へと変化するのは、

簡略すれば、①がん抑制遺伝子の欠落・変異、

②細胞を増殖させるシグナルの活性化、

③細胞が不死化することが関わり、これらの

3つがそろうと細胞はがん化してしまう。

①と②があっても、細胞の老化の仕組みで

③が阻止されれば、がん細胞は増殖できない。

細胞の老化はがんを防ぐ重要な役割を果たす。

なぜ高齢になるとがんになりやすいのか。

理由は,「通常、老化細胞は役割を終えると

免疫システムによって排除されるが、ストレス

などによって老化細胞が多く蓄積するように

なると、がんの後押しをしてしまう」働きを

備えているからだとする。

つまり、健康に役立つ細胞の老化と、がん

などの病気に関わる細胞の老化があるのだ。

悪い働きをする老化細胞が体内に溢れると、

がん細胞はもとより生活習慣病なども後押し

するようになるので、それを防ぐには異常に

働く老化細胞を、蓄積させないことが必要。

老化細胞の蓄積には、ストレスによる遺伝子

損傷が関わっている。

例えば、食事の内容によっても体にはスト

レスとなる場合があり、正常な細胞に老化を

引き起こさせることにつながる。

健康的な生活習慣とストレス発散は、細胞の

老化の良い面を生かすためにも非常に重要だ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










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