ページ

2019年5月1日水曜日

ブラックホールの輪郭の撮影に成功

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
佐保川堤



宇宙の謎だったブラックホールに関わる

新しい観測成果が相次ぐ。

3月始め、ハワイ島のすばる望遠鏡で138億

年前に宇宙が誕生してからの8億年間に新たに

生まれたブラックホールが83個も発見された。

4月11日には、日本からも参加する国際研究

グループが、地球から5500万光年離れた

おとめ座の「M87」と呼ばれる銀河の中心に

あるブラックホールの撮影に成功した。

ブラックホールは極めて強い重力を備え

いるため,光や電波も吸い込み直接肉眼で

見ることができないため、研究グループは

ブラックホール周辺のガスやチリが出す

電波を観測し、その輪郭を捉えることに成功。

観測では、世界6ヶ所の電波望遠鏡を繋いで、

口径がおよそ1万Kmという地球サイズの

巨大な望遠鏡を構築して観測した。

観測で得られたデータをもとに画像化した

結果、世界で初めて「ブラックホールの影」と

呼ばれる黒い輪郭を捉えることに成功した。

「ブラックホールの影」の大きさは、直径が

およそ1000億Kmと太陽系がすっぽりと入る

大きさを備えており、その質量は太陽の

およそ65億倍に達する超巨大なものだった。

研究グループでは今回の画像は、ブラック

ホールが存在することを直接示す成果だとし、

直接観測する道が開かれたことで、銀河や

宇宙の成り立ちに深く関るブラックホールの

謎の解明が進むと期待されている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: