2007年に始まった東京マラソンが火付けと
なって、健康志向の高まりと共にランニング
ブームが起こった。
フルマラソンだけでなく、5Kmや10Km、
或いはジョギング大会など、登録されている
大会は1800を超え、2800にも及ぶとされる。
中国では、デモ行進は厳しく規制されるが、
大勢が集まって好き勝手に走れる雰囲気が、
憂さ晴らしになり、気分転換にもなる上、
健康にも良いとあってか、中国でも大変な
マラソブームとなっている。
2018年には、登録されているマラソン大会や
ロードレースだけでも1100件を超えている。
しかし、秩序ある大会運営に備えて、必要な
規則やルール、マナーなどは周知させている
はずだが、とんでもない不祥事が発生する。
コースの途中で自転車に乗って走ったり、
コースを外れて近道をしたり、ゼッケンの
偽造から替え玉まで何でもありのようだ。
昨年11月の深圳の大会では、摘発された
違反者が258人にも上ったと報じられている。
4月15日に開催されたボストンマラソンでは
中國陸上協会が、中国人ランナー3人を
出場資格を偽ったとして永久追放処分に。
ボストンマラソンでは、参加に備えて事前に、
参加者の国の機関による記録証明が必要。
2019年の男性の基準タイムは、18~34歳が
3時間5分、35~39歳が3時間10分、40~44
歳が3時間15分で、女性は、それぞれ30分
プラスした時間が基準タイム。
不正を働いた男性のタイムは5時間26分42秒、
女性は6時間11分13秒でゴールしていた。
中国では、旅行社が成績証明書を準備しなく
ても、ボストンマラソンに出場できるとして
参加者を募っているとされ、不正行為は
相当な規模で行われているとされる。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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