世界保健機関(WHO)は、2019年初から3月
までの期間に、はしかの感染患者数が推計で、
去年の同じ時期のおよそ4倍に達したと発表。
この期間の世界170ヶ国からの報告では、
はしかの患者数が11万2000人余りに上った。
地域別では、医療体制が未だ脆弱なアフリカ
では、去年の同じ時期の約8倍に上っている。
また、ワクチン接種が普及している欧州で
4倍と急増しているほか、米国でも、およそ
60%増となっている。
ニューヨーク市では、4月に入ってはしかが
ユダヤ人が多く住むブルックリン地区に
非常事態宣言を出して、感染拡大抑制に備えて
ワクチン接種命令を出す事態になっている。
ユダヤ人には、宗教的な理由からワクチン
接種を忌避する考え方が強いが、未だ発展
途上国でも、注射を嫌う人が多くいる。
はしかの感染予防には、2回のワクチン接種が
有効だが、接種した人は世界中で67%に止まる。
とりわけ重症化し易い子どもの接種を徹底
するよう、WHOは各国に働きかけている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿