ページ

2019年5月25日土曜日

超加工食品は安全なのか ガンとの相関性

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
二月堂 裏参道



国民の食の安全性確保に備えて、内閣府に

食品安全委員会が設けられている。

食事と健康などの関係を調べるのに食事内容を

食品の加工度に応じた4つのグループに分類

して、安全性を比較する方法がとられている。

「NOVA分類」と呼ばれる分類法で、食材に

特段の加工を加えずに食べるグループ1から、

最も加工度が高く、添加物の種類も多い

グループ4まであり、グループ4は「超加工

食品」と呼ばれていて、常々ガンのリスクが

話題となるグループだ。

2009年にブラジルの研究者らが「高度の加工

食品が増えたことで肥満が増えたのではないか」

との問題意識を持ったことから、加工度による

この分類法が一般化した。

超加工食品には、ガンのリスクが高まることと

関連性があると指摘する論文が、2018年2月に

発表されたことから注目が集まった。

論文では、フランスに住む約10万人について、

超加工食品の摂取量と、その後5年間のガンの

発生状況を調べた結果、毎日の食事で超加工

食品を食べる割合が10%以上多い人は、それ

より少なく食べた人に比べ、全てのガンと

乳がんになるリスクが約10%増加し、前立腺

ガンと直腸ガンでは関連がみられなかった。

この調査結果では、超加工食品の摂取量が

多い人には、一般的にガンに罹るリスクが

高まることと相関関係があるとされた。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?










0 件のコメント: