2020年早々の1月6日、米航空宇宙局(NASA)は
惑星探査衛星[TESS(テス)]による観測の結果、
太陽系の外に、地球と同等の大きさで生命が
存在できるとみられる惑星を発見したと発表。
この惑星は、[TOI 700]と呼ばれる恒星を周回
している複数の惑星の中の1つ。
TOI 700は、かじき座を構成している低温で、
かつ小型のM型矮星(わいせい)で、その質量は
太陽の4割ほど、表面温度は半分程度。
発見された惑星は、[TOI 700d]と名付けられ、
恒星を回る惑星系に属する3つの惑星の1つで、
最も外側の軌道を周回している。
この惑星が備えている公転周期は、惑星の
一方の面が常に恒星の方を向いているため、
自転周期と同じで、地球の日数に換算して
37日で、1回公転し、自転している。
他の2つの惑星の公転周期は、それぞれ同
10日と同16日となっている。
発見当初、恒星であるTOI 700は実際よりも
はるかに高温で、周囲の惑星に生命が存在
するのは不可能と考えられていた。
その後、観測と解析を進めた結果、恒星は
小型であり、特に最も外側を周回する惑星
TOI 700dについては、地球と同様の生命が
存在できる条件を備えた[ハビタブルゾーン]
内に位置することが判明した。
将来は、NASAが来年打ち上げ予定のジェー
ムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡による観測などを
通じて、惑星の大気の有無やその成分組成も
明らかにされる見通しだという。
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