パリで開催された「COP25」は、合意されて
いる国際的な枠組みの「パリ協定」の実施に
必要なルールの一部をめぐって意見が集約
できず、会期の2日間の延長の末に「可能な
限り」ということで折り合い12月15日に閉幕。
最終的に採択された会議のまとめの文書には、
「各国の削減目標はそれぞれの国の事情に
応じて現在よりも前進させ、可能なかぎり
高い野心を示す」ことや「気候変動の緊急性を
踏まえ、来年を一つの機会として温暖化対策を
可能なかぎり強化することを促す」とある。
温室効果ガスの排出量が多いアメリカや中国、
インドなど、主要な排出国が削減について
具体的な削減に備えた対策を示さなかった
ことで評価される進展はなく、来年は頑張り
ましょうと手を叩いてお終いだった。
日本についても、原発の再稼働が進まない
ため、石炭火力などに頼らざるを得ないことに
理解を得ようとする安易な対応を批判され、
失望を呼んだだけだった。
削減に備えた対策を進めています、必ずや
改善成果を出しますと強調しただけでは、
リーダーシップを発揮できるはずもない。
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