一般的に、加齢とともに血圧が上昇する。
血圧が高くなると、心疾患や脳血管障害に
なりやすくなることが判ってきたのは1950
年代のことで、それ以前の日本では、中風
除けのお呪(まじな)いが主流だったといえる。
血圧を下げる薬が開発され、高血圧に伴う
合併症への対策が始まったのが1960年代。
高血圧の血圧基準が意識され、160mmHgを
超えると危険性が高まるとか、150mmHgを
超えないようにしなければとか指導された。
欧米の高血圧の基準値や国内での臨床試験や
血圧の上昇原因などの研究が進んで、日本でも
140/90mmHgを基準値として来た。
米国では、米国心臓病学会と米国心臓協会を
中心に11の学術団体が連盟で新たな高血圧
ガイドライン2017が公表された。
25年ぶりに基準を変更して、130/80mmHgに
引き下げられた。
日本も、追従して基準を引下げると、高血圧
患者数は4274万人から6309万人に一気に
5割近い2000万人近い急増する。
日本高血圧学会も、この新ガイドラインに
倣うことを検討しているとされる。
根拠づけに、心血管症発症に備えた予防の
ために、早い段階から生活習慣に注意して
もらうのが目撃としている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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