米メディアの報道で、昨年11月にドイツで
63歳の男性が、飼犬に舐められたことが原因で
死亡する事件が発生したと報告。
飼い猫に咬まれて、女性が死亡する事件が
あったが、舐められただけで死亡に至った
事故は珍しい。
原因は、犬や猫が口内に持っている毒性を
備えた細菌の[カプノサイトファーガ・カニ
モルサス]による感染症だったという。
この感染症にかかると、発熱や腹痛、吐き気
などを起こし、重症化すれば敗血症や髄膜炎を
発症して、死に至るケースが出る。
なぜか、患者の大半が40歳以上で男性に多い。
2016年に、日本でも同様な事故が発生した。
福岡県の60代女性が、屋外で猫3匹に餌を
やっていたところ、血液などから[コリネバク
テリウム・ウルセランス感染症]の菌に感染し、
呼吸困難になり3日後に死亡している。
感染すれば、風邪に似た症状が出て、その後、
咽頭痛やせきなどが出て重症化することもある。
ヒトは、免疫力は備えてはいても油断は禁物。
ペットの過剰なスキンシップには、気を付ける
べきと専門家は指摘する。
厚生労働省は、ハンドブックでペットに、
咬まれたり引っかかれたりする感染経路以外に、
口移しでのエサやりや、箸の共用も禁止する
よう呼び掛けている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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