薬とサプリメントを合わせて飲むことで、
薬の働きが減少したり、逆効果につながる
ことがあるので、飲み合わせに注意が必要だ。
狭心症薬の[ニカルジピン]を服用していると
ビタミンCと同時に服用すれば、ビタミンCの
吸収が減ることがある。
ビタミンCには、[アスピリン]の排泄を減少
させる働きを備えているため、ビタミンCと
[バイアスピリン]は併用しない方が良い。
ビタミンDや、利尿剤の[ヒドロクロロチ
アジド]や[インダパミド]などはカルシウムを
増加させる効果を備えている。
このため、両者を一緒に飲むと体内のカルシ
ウムが過剰になり、腎障害や不整脈が起きる
可能性がある。
ビタミンEと睡眠薬の[トリアゾラム]を一緒に
飲むと、睡眠薬の効果が減少する。
また、ビタミンEと高脂血症薬の[アトルバ
スタチン]や[プラバスタチン]を併用すると、
高脂血症薬の効果が弱まることがある。
カルシウムには、骨粗鬆薬の[アレンドロン]や
[エチドロン]の吸収を抑える働きがあるので、
両者を同時に飲むと骨粗鬆薬の効果が減少する
可能性がある。
マグネシウムには、強心薬の[ジゴキシン]の
作用を弱める作用があるので、両者を一緒に
飲まない方が良い。
ウコンと、抗リウマチ剤の[サラゾスルファ
ピリジン]を併用すると、[サラゾスルファ
ピリジン]の吸収が増えるので注意が必要。
また、ウコンには血糖値を下げる作用がある
ので、糖尿病治療薬の[インスリン]や[ピオ
グリタゾン]を併用すると、低血糖になる
可能性がある。
サプリを飲みはじめるときには、かならず
医師や薬剤師に相談することが大切だ。
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