米欧でも感染者が確認されるなど、新型肺炎
コロナウィルスは世界規模で拡散しつつある。
世界保健機関(WHO)は、中国から感染が
拡大している新型のコロナウイルスについて、
ベトナムでヒトからヒトへの感染が起きたと
みられると発表した。
日本で見つかった一人目の感染患者は、武漢で
父親から感染したことは確定的だが、WHOは
中国国内以外でのヒトからヒトへの感染が
ベトナムで確認されたことを確認した。
今後、世界各地でヒトからヒトへの感染が
連鎖的に発生する可能性が避けられない。
ベトナムの地元メディアは、新型肺炎のコロナ
ウイルスに感染している60歳代の父親が、
武漢から数ヶ月前からベトナムに滞在して
いる20代の息子のもとを訪れた後に、2人の
新型肺炎の感染が明らかになったと伝える。
WHOの事務局長は、記者会見で、これまで
中国以外ではヒトからヒトへの感染は確認
していないとしていた。
しかし、新型のコロナウイルスがヒトから
ヒトへ感染することが裏付けられたとし、
同じくコロナウイルスで過去に流行した
[MERS]や[SARS]と同様に、咳やくしゃみ
などによる飛まつや直接的な接触などで感染
する可能性を備えるとして対策を求めている。
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