信じたい話だが、以前は、適量の酒を飲む方が
全く飲まないより死亡率が低いとされていた。
だが、最近はこれが覆されていて、飲むから
には相応のリスクを覚悟して飲め、となった。
現生の人類は、エジプト時代のビールは働く
者の安らぎであり、健康の源であった。
日当にビールが支給されていたとある。
しかし、現代と同様でちょっと一杯の積りが、
二日酔いで仕事をさぼる奴も居たとある。
医学的には、アルコールが緊張をほぐし、
リラックス効果を備えることは検証されている。
食前酒の意味づけのように、食欲が増したり
会話が弾むの効果は抜群。
厚生労働省が健康増進法に基づいて策定した
[健康日本21(1次)]で、節度ある適度な飲酒
量の指標は純アルコール1日平均摂取量は、
成人の男性20g以下、女性は10g以下、
高齢者はさらに少量を推奨している。
しかし、この改訂版である2013年(平成25年)
からの計画[健康日本21(第2次)]では、[生活
習慣病のリスクを高める飲酒量]は、成人男性
1日当たり純アルコール摂取量を40g以上、
女性は20g以上と内容が改定された。
アルコール含有量が5%の350㎖のビールでは
男性の上限度は3缶となる。
350ⅹ5/100x0・8(アルコール含有量)=14
14gx3=42g (40gを2g超える)
15度の日本酒 2合で、
180x2x15/100x0.8=43・2g
缶ビールなら2缶、日本酒なら2合を超えない
ことが、健康リスクを高めないための限度。
量以上に注意すべきことが飲み方。
空腹は避け、チーズや乳製品など油脂を含む
おつまみと共に、ノンアルコール製品や水を
挟みながら、時間をかけゆっくりと飲むこと。
量よりも、摂取の仕方の方が肝要である。
ダムが決壊しないように、アルコール分解
(放水量)能力に合わせて、流入量を計って
飲むならば、限界は気にしないことだ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
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