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2020年7月2日木曜日

目に見えぬ小さな蚊 ヌカカの痒みは百倍

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
ウワミズザクラ



アメリカの南東部には、体長が2cmもある

巨大な蚊、一般的には「ガリニッパー」と

呼ばれる蚊がいる。

血を吸われると、1ガロン(約3・8リットル)

もの血を吸われるということでこの名がある。

大きな図体で、太い針を備えていることから

血を吸われると大きな痛みを伴うという。

普段は余りお眼にかからないが、ハリケーン

などの大雨の後で、突如大発生することが

あると、大災難になるという。

他方日本では、網戸の網目を通り抜けることが

できる小さな蚊がいる。

1~1・5mmほどの体長を備え、刺されて暫く

後から痒みと腫れが出るとされる。

ヌカカと呼ばれて、日本全国に仲間が40種ほど

生息するとされるが、水辺だけでなく人の生活

空間に入り込み、嫌われ者になっている。

沖縄県の久米島では、2~5月のアーサ(ヒトエ

グサ)を採るときに被害に遭うことから地元では

「アーサ虫」と呼ばれている。

奄美大島では、裾などの衣服の隙間から入り

込んで刺すため、「エッチ虫」「スケベ虫」と

呼ばれる厄介者である。

鳥取県の米子市の中海沿岸地域でも5~6月に

多く発生することで、「干拓虫」と呼ばれる。

痒みを感じて、調べても原因が判らぬ時には、

このヌカカの被害も疑ってみることだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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