中国では、6月から降り続く豪雨で、6月の
重慶市の大水害に始まり、長江中・下流域での
豪雨続きも重なり、流域では3800万人が
洪水被害に遭っている。
7月11日には、武漢市内の一部の地域では、
1931年以来の最高水位まで洪水の水位が
上昇しており、更に、長江の氾濫の危機にも
見舞われ、洪水警戒レベル2になっている。
武漢市から、300Kmほど下流の江西省にある
中国最大の淡水湖である鄱陽湖では、既に
観測史上の最高水位を超え、危機が迫っている。
鄱陽湖は、壺状に口が長江に繋がる長径が
100Kmにも及ぶ湖で、7月6~8日には長江へ
流れ出るはずの湖水が、長江の水位が上った
ために逆流するバックウオーター現象が発生
して、一気に水位が上昇した。
その後も、降り続く豪雨で、鄱陽湖に流れ込む
河川の増水で、湖の水位の上昇が止まらない。
湖岸の一部では、15ヶ所の堤防が決壊して
洪水に見舞われており、江西省政府は11日に
洪水警戒レベルを、4段階中の最高レベル1に
引き上げ、洪水に備えた臨戦態勢を敷いた。
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