6月に降り出した中国の梅雨の雨は、西部の
四川省でダムが崩壊するほど豪雨が続き、
3000万人都市の重慶では、長江の増水と
長江水系の河川である綦江の上流側での
豪雨による増水で、1940年以来の大洪水に。
7月に入っても、中国中太南部で豪雨が続いた。
長江中流域の湖南省岳陽市では7月8日には、
1952年に記録開始以来となる豪雨を記録。
中国第2の淡水湖の洞庭湖も警戒水位を超えた。
湖北省では、梅雨に入ってから7回も豪雨に
見舞われ、各所の河川流域で洪水が発生。
江西省にある中国最大の淡水湖である鄱陽湖
では、既に数ヶ所で堤防が決壊し、周辺の
農地が湖と化し、止まらぬ水位の上昇で、
鄱陽湖水域の面積は7月上旬までに、既に
約2000平方Km2と琵琶湖の3倍ほどの面積が
拡大している。
15日までに、軍が出動して下流の武漢市を
守る目的で、鄱陽湖の堤防を破壊して、湖水を
逃がす活動に入っていると報じられている。
7月17日朝には、景勝地で有名な江蘇省の
太湖でも警戒水位を超え、全流域で大洪水が
発生していると報じられた。
三峡ダムの危機も報じられるなど、6月から
中國中・南部では3800万人が被災し、洪水の
被害に慄いているが、官製メディアは言う。
現在、南部で拡大する洪水被害が深刻だと
感じているのは市民の「錯覚だ」と。
「ダムが多く建設された今、洪水被害が
ますます深刻になった原因はどこにあるの
でしょうか?」「三峡ダムが上流で守っている
ため、武漢の人々は正常に生活を送っている」。
人々は、ネットで多くの情報を容易に得られる
ために、被害が深刻だとの錯覚に陥っていると。
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