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2020年8月4日火曜日

北朝鮮国民1000万人以上が食料不足に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
クレマチス



国連食糧農業機関(FAO)が、武漢ウイルス

影響で、北朝鮮の食糧状況が深刻な状況に

追い込まれていることが判明したと発表。

FAOが、7月17日に発表した北朝鮮の武漢

ウィルスに関する報告書で、今年末までに

北朝鮮国民の1000万人以上が食糧不足に陥り、

1345万ドルの支援が必要だと予想している。

2019年11月1日から2020年10月31日までの

2020年糧穀年度で見ると、精製穀物37万

4000トンが不足すると予想される。

FAOは、武漢ウイルスが北朝鮮の慢性的な

干ばつと洪水とが重なって、食糧不足を

深刻化させていると分析している。

北朝鮮は、2020年1月末に武漢ウィルスの

国内侵入阻止に備えて、中国との国境を全面

封鎖し、4月に一部緩和措置に出たが依然と

して厳格な防疫措置が行われているため、

物流が止まっている。

北朝鮮は、公式には国内には武漢ウィルスの

感染患者はいないと言い張っているが、現実

には各所でクラスターが発生しているが

感染阻止に備えた適切な処置がされていない。

FAOは、麦など北朝鮮の二毛作収穫作物の

割合が年間8%に止まり、コメ、トウモロ

コシ、大豆などの主要作物を収穫する9~

10月の秋季以降の状況を見守る必要がある。

一部の報道では、北朝鮮国内の食料事情は

FAOの報告以上に深刻で、昨年末ごろから

平壌市内でも食料の配給に支障が出始め、

今年に入って、上層階級への配給も滞り

出しているとされる。

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