国連食糧農業機関(FAO)が、武漢ウイルスの
影響で、北朝鮮の食糧状況が深刻な状況に
追い込まれていることが判明したと発表。
FAOが、7月17日に発表した北朝鮮の武漢
ウィルスに関する報告書で、今年末までに
北朝鮮国民の1000万人以上が食糧不足に陥り、
1345万ドルの支援が必要だと予想している。
2019年11月1日から2020年10月31日までの
2020年糧穀年度で見ると、精製穀物37万
4000トンが不足すると予想される。
FAOは、武漢ウイルスが北朝鮮の慢性的な
干ばつと洪水とが重なって、食糧不足を
深刻化させていると分析している。
北朝鮮は、2020年1月末に武漢ウィルスの
国内侵入阻止に備えて、中国との国境を全面
封鎖し、4月に一部緩和措置に出たが依然と
して厳格な防疫措置が行われているため、
物流が止まっている。
北朝鮮は、公式には国内には武漢ウィルスの
感染患者はいないと言い張っているが、現実
には各所でクラスターが発生しているが
感染阻止に備えた適切な処置がされていない。
FAOは、麦など北朝鮮の二毛作収穫作物の
割合が年間8%に止まり、コメ、トウモロ
コシ、大豆などの主要作物を収穫する9~
10月の秋季以降の状況を見守る必要がある。
一部の報道では、北朝鮮国内の食料事情は
FAOの報告以上に深刻で、昨年末ごろから
平壌市内でも食料の配給に支障が出始め、
今年に入って、上層階級への配給も滞り
出しているとされる。
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