2020年8月24日月曜日
BCGには、免疫能を高める効果がある
木陰で一休み
BCGは、結核の感染予防接種として使用される
結核菌を弱毒化したワクチン。
結核発症の原因菌は、もちろん結核菌だが、
BCGは正確には結核菌ではなく、ウシ型結核菌。
ワクチン用のBCGというのは、このウシ型
結核菌をCalmetteとGuerinの二人が230代まで
継代培養した菌。
何代も培養を繰り返すことにより、元々備えて
いた毒性が弱まった菌を利用したワクチン。
2人の頭文字と桿菌のBacilliからBCGと呼ばれる。
抗結核免疫には、細菌の感染を防ぐ働きを
備えた細胞のマクロマクロファージをはじめと
する細胞性免疫やウィルスの感染から生体を
守るタンパク質のインターフェロンなどの
免疫反応の働きを助けるサイトカインが関与
している事が明らかとなっている。
そして結核菌の菌体成分は様々な免疫反応を
引き起こすことが多く報告されている。
この事からBCGは、免疫能を高める効果が
あるとされており、このことが武漢ウィルス
感染抑止や重篤化の抑制にプラスに働いて
いると推測されており、各国で検証が続け
られている。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿