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2020年8月3日月曜日

関東上空の火球は「習志野隕石」と命名

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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7月2日の未明に、関東地方上空を明るい光を

放ちながら横切り、一部地域では轟音を

伴って通過したとされた「火球」は、予想

通りに隕石であることが判明した。

習志野市のマンションの住民が、夜中に大きな

音がしたので、朝になって布巾を調べると

共用廊下で岩石の破片1個が見つかった。

更に、調べると中庭で2個目の破片を発見。

廊下の手すりに隕石が衝突し、二つに割れた

ことが確認され、国立博物館が鑑定した。

同博物館は「習志野隕石」と命名し、国際

隕石学会に登録申請する。

破片の重さは63グラムと70グラム

博物館の分析調査では、宇宙線が衝突して

できたアルミニウムやナトリウム、マンガン

などの同位体が検出された。

確認されている国内での隕石の落下は、20

19年に愛知県小牧市の民家に落ちた「小牧

隕石」以来となる国内53番目となる。

12月6日に、「はやぶさ2」が小惑星[リュウ

グウ
]で採集した岩石のサンプルと共に帰って

くるが、小惑星などからは思いのほか多くの

岩石のお客さんがやってきているものだ。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

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