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2020年8月7日金曜日

米モデルナ社 7月末ワクチン第3相試験へ

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
塔頭の活花



7月下旬、新型コロナウイルスのワクチン

開発を巡って、WHOは5種類のワクチンが

第3相臨床試験に進んでいるとしている。

イギリスのオックスフォード大学が製薬大手

アストラゼネカと開発しているワクチンや、

中国のシノファーム子会社、シノバック、

カンシノ・バイオロジクスの3社に加え、

アメリカのモデルナ社が先行して競っている。

アメリカ国立衛生研究所(NIH)と製薬会社

モデルナが7月27日に行った発表では、共同で

開発を進めているワクチンが開発の最終段階に

当たる第3相の臨床試験に入ったという。

今後アメリカのおよそ90ヶ所で3万人規模の

ボランティアを集めて試験を行い、安全性や

有効性を調べる。

モデルナは、アメリカ政府からこれまでに

合わせて10億ドル近い支援を受けていて、

年間最大10億回分のワクチンの供給を目指し、

今年中に供給開始を目標としている。

7月27日、トランプ大統領が、米南部ノース

カロライナ州にある日本の富士フイルムの

子会社、[フジフイルム・ダイオシンス・

バイオテクノロジーズ]を訪問した。

この会社は、新型コロナウイルスのワクチンの

原薬と呼ばれる有効成分を製造している。

大統領は[アメリカはワクチンを近いうちに

開発し、このウイルスを克服してみせる]と

述べて、2億6500万ドルの拠出を発表した。

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