第1波で大きな被害が出たスペインが、再び
武漢ウィルスの猛威に晒されている。
10月２日夜から首都マドリード全域で、都市
封鎖(ロックダウン)措置が再導入された。
欧州諸国の首都が再封鎖されるのは初めてで、
マドリード市民約480万人が影響を受ける。
世界保健機関(WHO)の報告では、マドリードの
感染者数は10万人当たり850人と欧州で最悪。
２日時点で、スペインのコロナ感染者増加数は
前日から1万1300人超となり79万人弱に達し、
死者数は累計3万2000人を超えている。
英国国立統計局(ONS)の新規感染数推計では、
9月24日までの1週間で約8400人と、前週の
9600人から減少している。
8─9月の急増後に、罹患率が平準化している
可能性を示す[限定的な証拠]になるとしていた。
しかし、政府の科学者によると、感染者1人が
新たに何人に感染させるかを示す[実効再生産
数]は1.2〜1.5から1.3〜1.6に小幅上昇している。
こうしたことから、英政府の専門家は2日、
このところの新型コロナウイルス感染急増の
データではやや鈍化しているが、感染再拡大が
急ペースに続いていると警告をしている。
フランスではベラン保健相が2日、過去24時間に
パリ首都圏の感染者数が10万人中250人を突破
したとし、早ければ週明け5日にパリ首都圏の
コロナ警戒レベルを最高レベルに引き上げる
見通しを明らかにした。
ロシアでは、モスクワのソビャニン市長が
雇用主に対し、1日当たりの新規感染者数が
約2000人に達していることを踏まえ、少なく
とも30%の従業員を在宅勤務にするよう要請。
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