中国では、食料不足は国内での動乱発生の
引き金になる恐れがあるので、絶対あっては
ならないことだが今年は様子がおかしい。
国会で、突然食料品、特に穀類の増産を
声高に要請したり、習近平が食べ残しを
してはならない、食料を無駄にするなと
指示を出したり、東北地方の視察では
食料の増産と迅速な輸送に備えた方策を
検討しろとか、まるで戦争前夜の様相に。
加えて、干ばつと大洪水、更にバッタによる
蝗害で食料生産に大きな影響が出ている。
中国の国内の土地は全て国有地であり、
農民も国から土地を借りて耕作をしている。
最近、今までは果樹栽培を指示されていた
土地で、突然、稲作に切り替えろとの指示が
出され、命令に従わなければ土地を回収
すると言い渡され、果樹園が破壊されたが
何の補償も得られず、大きな損失が出たと
する村民の訴えが紹介されている。
地方政府へも、穀類の増産に備えた指示が
出されていることが伺える。
近年、中国の耕地面積は年々減少しており、
食料自給率は80%しかないため、不足量は
日本の比ではなく、今では世界最大の穀物
輸入国となっている。
気象変動の激しさが増すに従い、中国も食料
生産が不安定化し、輸入も困難さが増す。
アルゼンチンでは、政府が中国と締結した
養豚場建設に関する協定に対して、豚の
糞尿の処理に伴う環境破壊、疫病の発生
などで国民の反対の声が高まっているという。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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