中国の金融当局は、今年7月に初めて河北省で
高額な現金引出しを事前予約制にした後、
深圳市と浙江省は、10月10日から預金を現金で
引出す場合は、少なくともその1日前までに、
引き出し手続きを予約する必要がある。
また、引出し額の上限も上限額を設定した。
中国の銀行における資金不足は、市民の日常の
経済活動にも影響を及ぼし始めている。
外国貿易に従事する経営者が保有する中国農業
銀行の多くの口座が公安当局により凍結され、
数千万元の預金が封鎖されたとされる。
義鳥、広州、深セン、上海、福建泉州など
貿易の活発な地域からは、銀行口座が凍結
されたと訴える経営者が続出しているいう。
日用雑貨の卸売が盛んな浙江省義烏市の顧客は
武漢ウィルスの影響で業績が急落した後、
5月に輸出が少し回復した後の口座凍結で
取引に備えた手元資金もないと政府を恨む。
農業銀行による口座凍結が多く報告されて
いるようだが、地域では大連市や重慶市、
上海市などの大都市だけでなく、蘭州や雲南、
ラサや内モンゴルなど僻地でも発生している。
銀行からは、いつ解除されるかは判らないと
告げられ、更に凍結解除には預金額の15%の
支払いを請求されたり、凍結した公安や警察に
[罰金を払え]と言われたり、預金額の3割の
罰金を払わないと凍結を無期限に延長すると
言われた人までいるという。
金融機関による資金不足の改善に備えた対策
とは言い難い個人からの強引な現金収奪が
今後も続けば、深刻な取り付けの騒ぎ発生も。
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