中国のサッカーチームでお馴染みの不動産
大手の恒大集団が、来年1月末までに約
2兆円を支払う必要が生じ、このままでは
支払いが出来ないのでデフォルト(債務
不履行)に陥る可能性があるとの書簡を
中国当局に送り、世間を驚かせている。
原因は、同社の大株主の投資家の一部が
1月31日までに最大1300億元(約2兆円)と
配当金の137億元(約2118億円)を支払う
必要が発生した。
この資金調達に備えて、現在上場している
香港市場に加え、新たに深圳市場にも上場を
認めてくれれば、上場の利益でこれらの
資金を賄えるといういはばユスリだ。
もしだめなら、資金調達に備えて金融市場
から2兆円を調達することになり、すると
恒大集団の借金の増加で、資産負債比率が
90%以上に急上昇して、資金調達が困難に
なり深刻な資金難に陥り経営が難しくなる。
また、市場から一気に2兆円もの資金を
吸い上げると、急激な資金不足で金融市場が
混乱することになる。
だから、新たに深圳市場への恒大集団の
株式上場を認めろという脅しである。
大きくなりすぎて、つぶせないことを逆手に
居座り国に要求を突きつけるのが中国らしい。
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