京都産業大や米英などのチームが発表した
研究報告では、金正の大気中にホスフィンと
いう成分が存在することを突き止めた。
ホスフィンは、地球上では酸素がなくても
生きられる沼や湿地の微生物などによって
作られる成分で、金星に生命が存在する
確実な証拠ではないものの、考えられる他の
化学反応では説明がつかず、未知の反応か、
生命による可能性があるとしている。
専門家の説明では、地球上ではホスフィンは
実験室で造るか、湿地や動物の腸内に存在
微生物が造るかのどちらかしかないという。
金星に存在するホスフィンが、生物由来で
あるという仮説に信頼性を与える証拠として、
一つは、大気中に大量のホスフィンが存在
していることで、その量は地球の大気中に
存在しているホスフィンの数千倍に相当する。
二つ目に、ホスフィンは光によって絶え間なく
分解されるが、金星の大気中には絶え間なく
ホスフィンを供給し続ける何らかのプロセスが
働いていることになる。
金星の表面温度は、平均で420℃以上あり、
大気密度は高く、地球の海抜ゼロ地点に相当
する場所での表面気圧は、地球の90倍を超え
しかも雲は80%以上が硫酸だ。
このような過酷な環境を備えた金星へ探査機が
接近すれば忽ち強烈な硫酸により溶ける。
この過酷な環境に、日本の探査機[あかつき]が
挑み、観測を続けている。
しかし、金星の上空60キロ前後の厚い硫酸の
雲の中に存在する、水素とリンから作られた
ホスフィンが備える特徴的な信号を検出した。
検出地点は、金星の地表から31km上空で、
雲は気温が30℃であり、気圧は地球と同様で
ある可能性があるとしている。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
健康と安心のメタボへの備えは?
0 件のコメント:
コメントを投稿