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2020年11月12日木曜日

カムチャツカ半島で海洋汚染有毒物流出か 

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
宮跡庭園 長屋王邸跡



9月下旬に、ロシア極東のカムチャツカ半島

南部の太平洋岸で広範囲に油膜が見つかり

南部に向かって移動している報告があった。

極東連邦総合大学は、油膜は緑色で幅100~

300mに及ぶ箇所もあると報告。

専門家は、成分分析に備えてヘリコプターで

サンプルを採集しウラジオストクに運んだ。

地元の住民の報告では、海水の色が変わり、

異臭を放っていて、目に痛みを感じるという。

また、海岸にはアザラシやタコ、ウニなどの

海洋生物の死骸が大量に打ち上げられている

のが発見されているという。

カムチャツカ地区の知事は、以前、海洋

汚染の発生源について、同地方の主要都市

ペトロパブロフスクカムチャツキーから

35Km離れた地域の、旧ソ連時代から地下

深くに有害物質を貯蔵していた場所からの

漏出の可能性が高いとの見解を示した。

また、専門家らは、近隣の軍事施設から

流出したヘプチルやサミンのような有毒な

ロケット燃料や混合物質による汚染原因の

可能性があるとしている。

9月下旬になって、ロシア科学アカデミーの

副会長が、植物性プランクトンのカレニアが

大量発生し、海底で大規模な酸欠状態が

発生したことなどが原因だとほぼ結論づけた。

極東連邦大学の海洋生物学者は、毒素発生の

働きを備えた藻類は既に消えて、ヒトデなど

海洋生物も戻って自然環境は回復と説明。

北の海を騒がせた汚染騒動はあっけなく幕に。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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