11月中旬になって、欧米での武漢ウィルスの
衰えぬ猛威に気が引かれていて、気が付いたら
日本も他家どころではない非常事態になった。
18日には、全国の新規感染者数が2201人と
2000人を超え、東京都では493人と過去最高に。
大阪、北海道は連日の200人超で病床も切迫。
一方、欧米では10月以降も新規感染者数の
増勢が続き、歯止めがかからない状態が続く。
フランスでは、感染者数が200万人を超え、
英国では死者数が5万人を超えている。
欧州で最大の問題点は、抑制に備えて政府が
要請する地域限定の外出や営業に対する規制
案に、地方政府が、何故うちだけが規制される
のか、と反発して従わず、統制がとれないこと。
付いて回る補助金や支援策も絡んで収拾が
採れない事態が頻発して揉めている間に
感染が拡大して行くケースが多発。
加えて、自由が売りのフランスなどでは
自由主義を主張して、何でもありの状態に。
感染拡大が収まらぬうちからバカンス客を
呼び込んで再拡大させたり、営業規制強化を
決めると前夜には、今の内とばかり大勢の
客が殺到して、これが引き金で感染を爆発
させて深刻な感染拡大を招くなど、身勝手な
行動が現在の感染拡大の要因になっている。
規制が始まると、規制反対、独裁反対の
デモが頻発し、混乱に拍車を駆けている。
対岸の火事ではない、日本は今が踏ん張り
どころ、ふんどしを締め直して取組む時だ。
備えよ常に! 備えあれば憂いなし
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