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2020年11月27日金曜日

韓国 行き当りばったりの住宅政策

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
長 岳 寺



韓国では、前政権の朴槿恵も住宅価格の

高騰に備えた規制や抑制策を繰り出したが

これが逆に、今後も値上がりが期待できると

する思惑にもつながり、住宅供給不足の

現象も引き起こした。

中国に似て、富裕層は複数の住宅を入手して

所謂、マンションころがしに精を出していた。

政権が文在寅に代わっても、国民の借金を

してでも住宅を購入するという流れは変わ

らず、文在寅は複数の住宅保有の自粛を

強く要請した。

しかし、政権を担う青瓦台の複数の補佐官

などがマンションころがしに手を染めて

いることが露見して、騒動になる有様に。

他方では、借金もできない一般国民の住宅

不足問題が深刻化するばかり。

文在寅が、賃貸住宅不足対策として、新たに

十分な審議もせずに賃貸住宅3法を施行した。

この中に、「賃借人は2年の契約期間終了後、

特別な理由がない限り、さらに2年の契約

延長が保障される。延長時の値上げ幅は、

従来の賃貸料の5%以内とし、地方自治体が

条例で上限を決める」とした条項がある。

経済情勢が読めない中での賃貸料の値上げの

縛りに、貸家側が猛反発しており、今後の

満足な新規貸家の供給増に疑問符付く事態に。

また、即効性を備えた対策として、都心の

空きオフィスや雑居ビル、工場、ホテル

などを改造し、賃貸住宅として供給する

対策も検討をするという。

生活に必要な要件を備えているか否かを

問わず、屋根さえあれば「住宅」に。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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