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2020年11月24日火曜日

風邪の親玉コロナウィルス ヒト以外にも

備えよ常に! 備えあれば憂いなし
春日山原始林



大きさが数十㎚(ナノメートル:1㎚=10億分の

1m)から数百㎚の大きさのウィルスには

推定で85万種ほどの種類があって、この内

素性が確認されているものが3000種類ほど、

この中でヒトの病原になるものが数百種。

コロナウィルスは、大きさが100㎚ほどで

ヒトへの感染性を備えているのが7種類。

7番目に確認されたのが人類を苦しめている

新型コロナウィルス、ウィルス名は SARS-

CoV-2、6番目がヒトコブラクダ由来の中東

呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)、

5番目がキクガシラコウモリを中間宿主とする

重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-

CoV)、他の4種類はヒトに日常的に感染して、

通常は軽症の風邪の症状を引き起こす4種類の

コロナウイルスのHCoV-229E、HCoV-OC43、

HCoV-NL63、HCoV-HKU1である。

動物に感染するコロナウイルスで知られて

いるのには、イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、

ニワトリ、ウマ、アルパカ、ラクダなどの

家畜に加え、シロイルカ、キリン、フェ

レット、スンクス、コウモリ、スズメからも、

それぞれの動物に固有のコロナウイルスが

検出されている。

多くの場合、宿主動物では軽症の呼吸器症状や

下痢を引き起こすだけであるが、致死的な

症状を引き起こすコロナウイルスも存在する。

致命的な症状を引き起こす家畜のウィルスでは

豚流行性下痢ウイルス(PEDV)、豚伝染性

胃腸炎ウイルス(TGEV)、鶏伝染性気管支炎

ウイルス(IBV)、実験動物ではマウス肝炎

ウイルス(MHV)、ペットでは猫伝染性腹膜炎

ウイルス(FIPV)がある。

これらのコロナウイルスは種特異性が高く、

種の壁を越えて他の動物に感染することは

殆どないとされている。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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