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2020年11月21日土曜日

「夜間頻尿」塩分の摂りすぎも原因に

備えよ常に! 備えあれば憂いなし




夜間頻尿の原因の一つは、水分の摂り過ぎ。

日中に、2リットル以上の水分を摂ることで

血液をサラサラにして、血液の粘りを和らげ、

脳梗塞などの血管の詰まりの予防効果を

備えているというのは、明確な証拠はない。

夜間多尿の原因は、水分の摂り過ぎだけでは

なく、いくつかの要因がある。

「足は第2の心臓」と呼ばれており、日中は

足の筋肉を動かすことによって下肢に下りて

来た水分は心臓に戻される。

しかし、筋肉量の少ない高齢者や、腎臓病、

心臓病などの人は、下肢に水分が貯まり、

むくみがちになる。

下肢に貯まった水分は、夜間、就寝して横に

なると心臓に戻されると、心臓は体内の

水分量が多いと判断し、通常は睡眠のために

排尿を抑える働きをするところを、逆に

排尿を促す働きを高めて、体内の水分量が

適正にしようと排尿を促し、頻尿になる。

高齢で、腎機能障害や心機能障害があると

もともと身体に水分が溜まっている傾向が

あり、水分の摂りすぎは頻尿につながる。

予防法として、弾性ストッキングを履いて

就寝するや午後から夕方にかけて、足を

上げて30分ほど横になる「足上げ」や、

夕方から夜間のウオーキングなどの[運動]が

勧められるという。

更に、重視されているのが塩分の摂取量。

食塩摂取量が増えると夜間排尿量も増加し、

高血圧とも相関することが確かめられている。

塩分を多く摂ると、飲水量が増え、とくに

夜間に多尿になる。

また、塩分の影響で引起こされる高血圧も、

夜間の多尿に影響を及ぼすという。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし

 健康と安心のメタボへの備えは?









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