海洋漁業資源を巡る国家間や漁民の間での
約束事や暗黙の譲り合いの操業などは無論の
こと、国際的な協定や取決めや領海線までも
無視して漁業を行う中国の暴挙が問題化。
日本海の大和堆は、面積1万4652Km2、最大
水深は3039mの海底山脈となっており、
日本の排他的経済水域(EEZ)内にあって、
多様な生物が棲息し、甘エビやスルメイカ、
カニなどが捕れる日本海有数の好漁場である。
2019年までは、イカの漁期が始まる6月以降に
なると北朝鮮の漁船がEEZ内に侵入して、
違法操業をしていたのが、入れ替わって中国の
大型漁船が押し寄せて来た。
日中両国は2000年6月に[漁業に関する日本国と
中華人民共和国との協定(新日中漁業協定)]を
締結し、日本の許可を得れば中国漁船も操業が
可能だが、大和堆に侵入した中国漁船は許可書を
備えていない違法操業の漁船で、水産庁の
調べでは延べ1115隻だったが、今年、2020年
9月30日迄で、延べ2586隻が違法操業を行った。
水産庁は大和堆でも違法操業防止に備えた
外国漁船への立入り検査などを行っているが、
数が多いため、退去警告や放水などで対応。
専門家は、中国船の日本海への進出について、
北朝鮮情勢が不安定になっているため、一朝
有事の際には、日本海側の北朝鮮の港を[漁民の
保護]の名目で中国人民解放軍が制圧する裏の
目的も秘められていると指摘する。
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